2026.08.19
レントゲンで異常がないのに なぜ膝や腰が痛むのか

レントゲンで異常がないのに、なぜ膝や腰が痛むのか
「病院でレントゲンを撮ったけれど、骨には異常がないと言われた」 「MRIでも大きな問題はないはずなのに、膝や腰の痛みが続いている」
松江市・出雲市エリアで施術を行っていると、こうしたお悩みをよくお伺いします。今回は、この「検査結果と痛みの感じ方が一致しない」という現象について、2025年にNature Human Behaviour誌に掲載された大規模研究の内容もあわせてご紹介しながら、HPラボの考え方をお伝えします。
「異常なし」でも痛みは本物
先ほどの研究では、50万人以上のデータをもとに、血液検査・脳や骨の画像・遺伝的な指標などが、関節リウマチや痛風といった「診断名のつく病気」をどれだけ正確に予測できるかが調べられました。
その結果、病名がはっきりしている病気については、こうした検査データがかなり高い精度で予測に役立つことがわかりました。ところが、本人が「痛い」と感じているかどうか、その痛みの体験そのものについては、こうした検査データだけではほとんど見分けがつかなかったのです。
一方で、気分の状態や睡眠の質、生活上のストレス、日々の活動量といった、いわゆる心理・生活面の要因は、痛みの有無やつらさの程度をかなり高い精度で説明していました。さらに、体の状態と心理・生活面の要因の両方に負担が重なっている方は、そうでない方に比べて症状のリスクが大きく高まる傾向も示されています。
つまりこの研究は、「画像や検査に異常が映らない痛み」が決して気のせいなどではなく、体の構造だけでは説明しきれない要因が複雑に絡み合って生じている、ということを大規模なデータで裏付けたものといえます。
構造だけでなく、体の使い方や心身の状態にも目を向ける
HPラボでは、こうした「検査に映らない痛み」に向き合うために、2つのアプローチを組み合わせています。
JTAフラッシュリプロ療法は、理学療法士・笹川大瑛先生が開発し、日本JTA協会が認定する手技で、骨格の構造だけでなく神経系の働きにもアプローチする施術です。
操体法は、痛みのある部分そのものを強く揉んだり動かしたりするのではなく、体が本来持っている動きの感覚を通して、無理のない状態へと導いていく方法です。日々の姿勢のクセや体の使い方が、痛みの背景にあるケースは少なくありません。
検査で異常が見つからなくても、体の使い方や生活リズムの積み重ねが、痛みという形で現れていることがあります。HPラボでは、こうした背景まで含めてお身体の状態を確認しながら、施術を行っています。
松江市・出雲市エリアで長引く痛みにお悩みの方へ
「病院では特に問題ないと言われたけれど、痛みが続いている」という方は、体の構造以外の要因が関係している可能性があります。松江市・出雲市周辺で膝や腰の痛みにお悩みの際は、一度HPラボまでご相談ください。
JTAフラッシュリプロ療法と操体法を組み合わせながら、お一人おひとりの状態に合わせたケアをご提案いたします。
参考文献 Fillingim, M. et al. "Biological markers and psychosocial factors predict chronic pain conditions." Nature Human Behaviour 9, 1710–1725 (2025). https://www.nature.com/articles/s41562-025-02156-y


